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軽井沢大賀ホール初代芸術監督に、ダニエル・ハーディング氏が就任。

Daniel_Harding_c_Harald_Hoffmann軽井沢大賀ホールは、2005年4月の開館以来、国内外から一流演奏会を招聘し、優れた音楽を発信してきたが、7周年を迎える今年、更に芸術性を高めるため芸術監督制を導入する決定し、その初代の芸術監督に、軽井沢大賀ホール名誉館長故大賀典雄(ソニー株式会社元代表取締役社長・会長・CEO)が生前からその才能を高く評価していた指揮者ダニエル・ハーディング氏を迎える。
1月27日、東京都港区のサントリーホールにおいて、ダニエル・ハーディング氏、藤巻進軽井沢大賀ホール理事長、大賀緑夫人出席のもと調印式を行った。

ダニエル・ハーディング氏は、音楽家であると共に世界的企業経営者であった故大賀典雄に対して長年尊敬の念を持っており、6年前オープン直後の軽井沢大賀ホールへイギリスから視察に訪れ、音響の素晴らしさに深い関心を寄せていた。昨年8月に同ホールで行われた大賀典雄の追悼演奏会では、東京フィルハーモニー交響楽団と東京オペラシンガーズを率いベートーヴェン「交響曲第九番(合唱付)」を指揮。大賀典雄も生前、今後のクラシック音楽界を牽引する重要な若手音楽家として、ハーディング氏の名前を挙げるほど信頼を寄せており、大賀典雄の逝去をきっかけにハーディング氏の芸術監督就任交渉が本格化。この度実現にいたった。
2012年4月1日から就任し、軽井沢大賀ホールの主催公演の企画運営に携わる予定。ハーディング氏は「尊敬する大賀氏の遺した素晴らしいコンサートホールを世界中にアピールすると同時に、より一層芸術性の高いホールになるよう監修していきたい」と抱負を語っている。

posted by nob / 2012.03.05

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