３月１７日（木）１３時３０分～１６時と２０時～２１時３０分の２回にわたり、１８号線碓氷バイパスを全面行通止めにして、スキーバス転落事故の実況検分が。

　１月１５日（金）午前２時ごろ国道１８号碓氷バイパスで、死者１５名（男性１０女性５）を出したスキーバス転落事故の全容を解明するため、県警軽井沢署捜査本部は、２回にわたり国道１８号線碓氷バイパスを全面通行止めにして、実況見分を行った。

　上空を取材ヘリが飛び交うなか、集まった５０人超の取材陣を前に、実況見分の行われ方と、注意あるいは協力してほしい取材上の要点を説明する捜査本部の関係者。

　１４時５分頃、事故現場付近を通過する実験車両。スピードはかなり速く、次のシャッターを切った時には車は通過した後で、写真は写らなかった。

　取材記者団からの申し入れにより、１５時～軽井沢警察署玄関前で急きょ記者会見が行なわれた。集まった約４０名の取材陣とテレビカメラ６～７台に、交通指導課長が対応。記者団からは、行われたばかりの実況検分の方法やその目的・理由について、かなり細かい質問がなされたが、指導課長は、「目的は事故原因究明に向けたデータの収集で、その詳細については、現段階ではノーコメントとしか申し上げられない」と答え、そのやり取りは１７時過ぎまで続いた。

　軽井沢警察署での記者会見が行われている最中、事故現場での実況見分は続けられ、結局予定の１６時を過ぎて１７時過ぎまで通行止めは延長され、「広報　かるいざわ」メール版には「軽井沢警察署から国道１８号線碓氷バイパスの全面通行止めの時間延長についてお知らせします。本日事故捜査のため国道１８号線碓氷バイパスは全面通止めとなっておりますが、交通事故捜査に時間を要しているため、午後５時頃まで通行止めとなりますので、ご協力をお願いします。」が流れた。写真は、２１時１５分頃の南軽井沢交差点。　Ｕ