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終戦記念日

本日は終戦記念日。各地でも様々な行事が実施されている。ここ数日テレビ番組も戦争をテーマにしたものが多かった。そのような中で、実際に戦争を体験された方たちの高齢化が進んでいる訳であるが、ここへきて語り部として活動をされているご高齢者が増えているといったニュースが目を引いた。
筆者自身も全く戦争を知らない年代である。以前、母に聞いた話では、東京大空襲の際に母は、居合わせた工場(軍需工場であったかは定かではない)が川のこっち側であった為に戦火を真逃れたそうだ。川の向こう側は火の海で、その際に家族全員を奪われてしまった。母が未だ15歳の年である。

子どもというものは、なかなか親の話を聞こうとしない。筆者自身も間違いなくそうであった。しかし、お年寄りの話については、意外と聞く耳を持っているような気がする。だから、例えわずかな時間でも、おじいさんやおばあさんから話を聞かせてもらえる機会があれば、そこへ行ってみることはとてもよいことだ。
終戦記念日に、多くの犠牲者のご冥福を祈ることは大切であるが、祈りが済んだら出かけて行くというのが重要だ。祈りとは、意宣履である。と、過去に聞いたことがる。簡単そうでいて、実はなかなか出来ないことであるが…。

posted by nob / 2010.08.15

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